ゆるゆるで進めておりますわたしのブログです。
暦も11月となり、日に日に寒さも増していますが皆さんは体調など崩されていないでしょうか?
さて、今日はわたしが仕事を辞めるときに起こったシンクロのお話です。
家族や周りの人など自分以外の誰かの判断や、仕事が見つからずに生活に困るかもしれないという不安。
辞めたいと思いつつ、いろんなことを気にして踏み出せずにいました。
もうちょっと我慢すれば仕事が楽しくなるかも…とか、
辞めるのにベストタイミングが来るはず!
などの謎の我慢強さとポジティブ思考。
「仕事辞めたい」というわたしの素直な気持ちの現実化を手助けしてくれた、3つのシンクロ体験のお話です。
シンクロ1. 旧友からの連絡
ひとつ目は全く連絡を取っていなかった友人Iちゃんからの連絡。
アメリカ在住時におうちも近かったこともあって、接点も多かったひとまわり年下の女性です。
辞める決断の1ヶ月ほど前からひょんなことから頻繁に連絡を取るようになりました。
聞くところによると彼女は、最近キャリアチェンジのため仕事を始めたばかり、しかもその仕事は帰国直後に私が興味を持っていた、とある在宅職でした。
以前興味のあったことを彼女が始めたという偶然と、彼女からそのお仕事がどんな感じかを知れる安心感で、元々辞めることを考えてたし契約更新時期だったのでタイミングもいいし今の会社を辞めてみよう!!となり…
何しろ相談する相手がいなかった私には、Iちゃんはとても心強い存在だったんです。
本当にやめていいのかな、と弱くなったりすると、「なんなら辞めるの今しかないです!」と悪ノリしてくれたり。おかげで気が楽になったりしました。
早速、Iちゃんとは同業他社でそのお仕事に私も申し込みましたが、面接までの間になんとなく身をおきたい環境ではないと感じてしまい、その会社は辞退しました。
そして結局彼女も「やっぱ無理です!」と、その仕事は早々に辞めていました。笑
あらためて文にしてみると、我ながらはちゃめちゃな決断。
不安な中でも仲間がいると楽しいものです。
ずっと決断できずにズルズルしていた私には、彼女とのやりとりは良いシンクロだったと思っています。
シンクロ2. 突然現れたYさん
ちょうど辞めようと決断した頃知り合ったYさん。
日本人男性ですが海外でいくつかの会社を経営されていて、コロナのタイミングで帰国したというわたしのご近所さんです。
ご自身でいろんな経験をされて成功されているだけあり、どのお話も説得力しかありません。
同い年なのに…と感心しきりです。
不安感から現状維持を選択しがちだというわたしにYさんは、
「自分が動けば周りの物事や環境が変わるけど、動かなければ変わらない。まずは動くこと。僕なら動きます。」
「何をどうしたいか明確にすることが最優先です。」
「強く思うと言葉になって表れ、その言葉で周りが動いていく。強く想うこと、それに尽きます。」
「行動すれば必要なものは後からついてきます。」
成功者の本や動画に出てきそうな名言ばかりです。
目の前のYさんが、会話の中でちりばめてくれるアドバイス。
わたしの理想の生活に近づいていくためのステップをお手伝いしてくれると言い、他人事でなく力になってくれるYさんの心の豊かさと余裕にとても感動し勇気をもらうものの、その後あっという間に疎遠になるというサプライズ。
どこへ行ったんだ、Yさん…
まあまあ、それにしてもこの数週間のYさんには、本当の自分自身でいることと
「強く思い、行動し、楽しむ」
ということの大切さも教わりました。
不安解消のための現状維持って、結局不安も解消されない上になんの達成感や満足感も得られないですから。
行動したら違うはず。
現状維持からの脱出を手伝ってくれるために突然現れ、数々の名言を残し風のように去っていったYさんでした。
シンクロ3. セミのぬけがら
昔から寺社巡りが好きなのですが、この近所は昔は大名行列も行き交った宿場跡ともあり、たくさんの寺社仏閣が点在します。
中でも品川神社は由緒正しく、敷地内の阿那稲荷神社や他の末社と併せて頻繁にお参りします。
真夏のセミの大合唱を聴きながら木立の下で一休みして、一粒万倍の泉に浸したお金を近くの商店街でちょっとづつ使いながら帰ってゆく、お気に入りのお散歩コースです。
境内に響くセミの声からしても、あちこちにある抜け殻の数の多さはうなづけるものでしたが、数日前にうちの窓に突撃してきたのを除けばセミと接触したのは子供時代ぶりで、結局うちのバルコニーで短い生涯を遂げたそのセミ爆弾に、最後まで腰を抜かされつつも土に返してあげたりと、久々にセミとのふれあいがはじまりました。
職場に辞めることを伝えた翌日、気持ちがどこか落ち着かず二日前にお参りしたばかりの神社へお散歩がてらまたお参りに。
ふと見ると、お稲荷さん前の狛狐の赤い前掛けにセミの抜け殻がぶら下がってます。
セミとの縁を感じはじめていただけに、なんだか嬉しくなりって
「これも神様からの応援かな!」とか思っていました。
それにしても、まじまじとセミの抜け殻を見るのは初めてで、脱皮の瞬間てどんなかな〜と、昔は怖くてさわれなかったジャポニカ学習帳の表紙を思い出したりしつつ、いろんな角度から眺めてみたり。
驚いたのはその翌日。
職場で扱っている製品の60年前のパンフレットを整理をしていたときのこと。
たまたま開いたページには…
なんと、脱皮の瞬間の白青いセミが載っていたのでした。
なんと言っていいかうまい言葉が見つかりませんが、ただただ神様から応援されているような、元気にしかなりようがないこのメッセージ。
感謝いっぱいの気持ちで受け取りました。
わたしにとっては大きなメッセージとなったセミの写真はこちら。
狛狐の前掛けの先端についたセミの抜け殻
次の日職場で整理していた60年前のパンフレットで偶然開いたセミの写真
「もう自分らしくない殻なんてかぶってないで、ここから抜け出していいよ!」
と言ってもらえたようで、とっても嬉しかったんです。
前に進むしかない!って思わせてくれるシンクロでした。
もし今あなたも何かに迷われているならば、このセミさんたちがあなたの背中も押してくれますように。
さいごに
仕事をやめて早1ヶ月が経ち、大したこともせず気の向くままに毎日過ごしています。
働いている時は味わえなかった、「時間を好きなように過ごす」。
何にも変えがたい贅沢で幸福感な時間です。
時々訪れる不安感や罪悪感も感じつつ、なるべく”今のわたし”がしたい事をしています。
シンクロは他の人からしたらたまたま起こっただけの出来事。
でも迷いの中にいる本人にとっては「本当の自分」に近づくための大切なメッセージ。
またそのタイミングで起こる出来事は偶然中の必然なんだと思っています。
なんだかんだでこの年齢や状況で仕事を辞めるなら、周りが納得するようなきちんとした理由が必要だと思っていました。
だってわたしは一応「大人」だから。
でも「大人」って自分の気持ちに素直に行動してはいけないのでしょうか。
もしかしたら大人になったからこそ一番に自分の心を大切にしてあげて、本当の自分に近づくことが大切なのかもしれませんね。