心に従ってみる
なんだか最近は、気分がノってあれもこれも興味のあることに手をつけ始めておりました。
以前大好きだったことや全く新しいこと。
その日の気分でやってみて満足して、今はそれぞれが放置されてます…
のんびりでいいんです。急ぎません。
それはそうと、やっていくなかで改めて自分の本当に好きなことを思い出したり、これから向かいたい方向が見えてきたりと、何か形になっているものはまだありませんが、望む方向への一歩を踏み出せた感はあります。
さて今日のお話は、やりたいことに手をつけた話ではなくて、おもいつきで行動してみたおはなしです。
昨日はお天気も良かったので、電車に乗って出かけてみることにしました。
緊急事態宣言下ということもあり、しばらく外の空気も近所のお散歩くらいでしたし、最近やっていたことたちも基本家の中でやることばかりなので、気持ちをきりかえようと近所の京急線の駅へ。
行き先は乗ってから考えることに。
時間の自由は無職の醍醐味です。
そうだ。羽田へ行こう!
京急線を利用する機会があまりなかったのですが、景色がとても新鮮でした。
先頭に乗ると進行方向の景色が楽しめてなおよしです。
そのまま景色を見ながら浦賀の方まで行ってみようかと思いましたが、Googleマップで線路をおいつつ目に入ったのが羽田空港。
いつもアメリカに行くときは成田を利用していたので、羽田はほぼ未開の地です。
景色のいいところで日向ぼっこがしたかったので、この日は見学がてら羽田ですることに決定しました。
空港には飛行機を眺められる展望台があるようなのでバッチリです。
京急蒲田駅から空港線に乗り換えて第1・第2ターミナル駅へ。
第1・第2は国内線、第3は国際線で駅が違います。
駅は同じものの、第1・第2は右と左の真逆に別れ、ターミナル間の移動には結構な距離がありそうです。
とりあえず第1ターミナルに行ってみます。
羽田第1ターミナル散策
改札をでてエスカレーターを上り2階の出発ロビーへ。
まずはマーケットプレイスという、スイーツが売られているお土産コーナーで物色。
ちょうど今はバレンタイン前ということで、有名パティシエ達による低糖質のチョコが期間限定で販売されていました。
たべるのがもったいないくらいきれいなチョコが並んでます。
他にも名だたるスイーツギフトショップが並ぶ中、目に入ったのが奥の方にある「東京ミルクチーズ工場」の黄色いエリア。
わたくし、チーズ、もしくはチーズ味の食べ物が大好物です。
次の瞬間には、5〜6種類のチーズがミックスされているというチーズのソフトクリームにチーズケーキとチーズクッキーがトッピングされた、「Cow Cow Sundae」を注文していました。
せっかくなので、これを6階の展望台でいただくことにします。
お土産屋さんの正面のエレベーターで6階へ。
第1ターミナル展望台
1月末にしてはあたたかく、外にいても苦になりません。
飛行機がゆっくり動くのをみつつ、よくみるとうっすら富士山も。
やっぱひなたぼっこも、おうちから離れてみるとちがうなー。
特別なことをしているわけではないけど、とっても楽しい。
屋外ですが屋根と椅子があったので、そこで先ほどのCow Cow Sandaeをゆっくりいただきました。
おいしい!!!
全部美味しいけど、とくにトッピングのチーズケーキです。
食レポのセンスはゼロですが、私ごのみの味でした。
さらに階段を登ると「ガリバーデッキ」という展望デッキがあり、さらに開放的で良い眺め。
富士山に夕日が沈む夕日瞬間をとらえようと、カメラマン達が重そうな望遠レンズを抱え場所取りをしているようです。
私もあと数時間待って夕日を見ようかとも思いましたが、富士山もうっすらすぎるし次回へのお楽しみとすることに。
日が暮れる前に帰ることにしました。
時空感を超えた思い出
思えば空港って、私にとって長い間日本とアメリカでの二つの生活の切り替えの場所でもありました。
アメリカから日本へ一時帰国するときはアメリカでの生活が夢の中だったように感じ、日本からアメリカに戻ったときは日本での時間が遠い昔のことに感じる。
毎回毎回飛行機に乗るたびに、そんなふうに感じていました。
あの感覚は本当に不思議で、私自身も違う人格に切り替わるようにも思いました。
まるでタイムマシーンにのって時空感を超えるような感覚。
そして私はその感覚がとても好きでした。
昔その感覚を伝えたくて人に言ってみたけど全然伝わらなかったなあ。
現在は住むところはとりあえず落ち着き、以前のようにガラッと生活の場が変わることはありません。
離陸する飛行機を眺めながら、あの時空を越えるリセットの瞬間が恋しくなりました。
私の中で空港というのはそんなおもいのあるところです。
忘れかけてた感覚をサンデーと共に味わいました。

帰りは東京モノレールで
それにしても今はすっかり状況が変わり、空港内はガラガラ。
でもおみやげやさんの店員さん達はリラックスしているようにも見えて、通るゲストに丁寧に接客をされてる感じが良かったです。
ひととおり散策して、物思いにもふけり良き時間を過ごしました。
ところで羽田空港へのアクセスは、京急空港線と東京モノレールが乗り入れており、両方ともとてもアクセスが楽です。
帰りは東京モノレールで違う景色をみながら帰ることに。
一部水面近くを縫うように走り抜ける場面もあり、なかなか楽しかったです。
今は生活のさまざまなことが変わり、自由に出かけられないなど不便に思うこともある一方、それはそれでまた新しいスタンダードが生まれ、その環境にあっていくものなんだなーと感じた1日であります。